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一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

統合失調症 霊が憑いたと思って寺に行った日 病気になるには意味がある。

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私は本当に統合失調症になるなんて、まったく思わなかった。

生きている間に、精神科に通うなんて、自分に限ってありえないと思った。

 

必要以上に恐怖感を感じたり、幻聴や独語が現れても

精神病だなんて、少しも思わなかった。

 

本当に霊に憑かれた、と思って、霊を払ってもらうために寺にも行った。

 

知り合いのお坊さんに頼んで、お寺に予約を取ってもらい

雨の中、有名なお寺に行って、お祓いをしてもらったが

お祓いの間に勝手に身体が動き、口が動く

 

「祓えないぞ!」

と、怒鳴っていた。

 

お坊さんは私がふざけて、わざとやっている、と思ったらしい。

 

「何をやってるんだ。世の中には病気で苦しんでいる人がたくさんいるのに

 あんたは何をやってるんだ!」

 

と坊さんは怒鳴った。そうして、私が払った祈祷料を返してよこした。

 

私は泣きながら雨の中を歩いて帰った。

今でも思い出すと泣けてくる。

 

その後、この症状が統合失調症だとわかって、私は嬉しかった。

 

だって、統合失調症って、病気でしょう? 病気なら治療してなおるじゃないですか。

 

私は嬉嬉としてとして、メンタルクリニックに行きました。

薬が合わなくて苦しみましたが、医者を変えることによって

何とか会う薬を探し出せました。

 

何とか自分に合う薬を見付けても、幻聴、独語はなかなか消えませんでした。

正直、幻聴独語が治るまで、5年くらいかかったと思います。

もう一生、幻聴独語が続くのかな? と覚悟もしました。

 

ただ、病気と判ってから、幻聴独語はあまり苦になりませんでした。

「病気で脳が、誤作動してるんだ」

と思いましたから。

 

私の統合失調症が寛解したのは、薬の力は勿論ありますが

なによりも自分の心の持ち方が大きかったです。

 

暗い心でいたら損だ、少しでも心を明るくしよう

と思った時から幻聴独語が減っていったと思います。

 

統合失調症にかかったことは不幸なことでしたが

私はそれを、ただ不幸なことだとは思っていません。

 

私は、この病気に罹るまで、結構、心が奢っていました。

世の中で自分の考えが一番、と思っていたのです。

 

統合失調症にかかってから、この考え方が消えました。

 

どんな人でも心の病気になる。人間の心って、意外ともろいから

人付き合いには気をつけよう、と思うようになりました。

 

語弊があるかもしれませんが、私は必要があって統合失調症になった、

と思っています。

 

統合失調症になったことに感謝はしていませんが、

自分に必要な経験だったと思います。

 

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