一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

統合失調症の寛解への道

統合失調症 治り始めた原因、医者には私の経験は必要ないのかな?

私は統合失調症の治療で医者に行くとき できるだけ自分の経験を話すことにしている。 と、いうのは僭越ながら、自分の経験が誰かの役に立つのではないか? と思うからである。 だから積極的に、症状とか考えていること、を医者に話してきた。 だが、最近、医…

統合失調症 仕事をするよりも、楽しく暮らす、ことを目標にすると良くなる場合がある。

統合失調症になり、投薬治療などで、少し症状が良くなってくると 仕事をしなくては、というような焦りが生まれてくると思う。 そんな時、丁度いい仕事が見つかり、おだやかに仕事をする生活になれれば 問題がないのだけれども、なかなかそうも行かない。 正…

草間彌生はどうやって統合失調症を克服し、世界の有名人になったか?

2016年4月21日、毎年恒例の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた 草間彌生さん(87歳)だが、子供の時から統合失調症の傾向が見られた、という。 幻聴や幻視の症状も早くから出ていて、 まあ、言うなれば、バリバリの統合失調症キャリアの草間さんが …

統合失調症 薬の量は適切か? 薬を減薬して症状が良くなることもある。

ここのところ、同じメンタルクリニックに通っている数人の知人から 薬を減らして症状が良くなった、という話を聞いた。 基本的に精神医療の治療法として、医者は薬の増減で 症状を変化させようとすることが多い。 症状を話すと、ひとりでに薬が増えている、…

統合失調症、自分の幻想を認めなければ症状は良くならない

メンタルクリニックで知り合った30代の男の方です。 統合失調症歴、8年だということでした。 入院経験も有り、障害年金ももらっています。 普通に見ては一般の方と変わりませんでした。 ですが、話をしていくうちに異質なものを感じました。 自分の考えが他…

統合失調症 良い人生を歩むために、行動を始めよう。

私は、周りから見たら、(多分)統合失調症に見えない。 否、発病したときから統合失調症には見えなかったと思う。 生活は普通にできたし、お金の計算も、薬を飲むことも 近所の人と挨拶することも、役所の手続きも、全部できた。 友だちと付き合うことも出…

統合失調症 寛解しても 不調なことはたくさんある。

統合失調症が発病したら、寛解するのが一応の目標。 それは、その通りで、私は5年掛かりで寛解した。 無事寛解できたのは様々な理由があり、 その一つが、私が戦ってきたからだ。 マンションンの騒音と戦い、医者の処方による薬漬けと戦い。 何よりも自分の…

統合失調症 寛解に役に立ったこと ほんのちょっとでも何かをする。

統合失調症の最盛期は、何をするのも嫌なものだ。 本当に、水を飲むのも嫌になる。 だが、統合失調症は、いつまでも最盛期でいるわけではない。 たまーに、雲の隙間から光が差し込むように ほんのちょっと、気分が良い日もある。 そんな時、少しだけ動いてみ…

統合失調症 寛解しても薬は必要だから、飲み忘れないでね(例外あるけど)

人間の考え方として、病気が治ったら薬は止める。 と、いうのがある。風邪が治ったら風邪薬は止める というようなことだ。 だから、統合失調症になって、薬を飲まなくなるのが 寛解だ。という誤解が一部にあるのだが、 統合失調症が寛解になっても、薬は必要…

統合失調症 寛解までに役に立ったこと その6 考え方を自由にしたこと

何度も言って申し訳ないが、私が統合失調症になった理由は マンションの騒音である。 騒音のあるマンションが嫌なら、とっとと引っ越せばいいじゃないか? と、普通の人は思うだろうが、これがなかなか難しかった。 分譲マンションなのだが、買った時より、…

統合失調症 寛解までに役に立ったこと その5 SNSに入会したこと。

統合失調症、発病当時の私は、家族もいないし 一緒に遊びに行ける友達もいない、という状態だった。 しかし、ずっと家にこもっていると、それこそ頭がパーになる。 スーパーに買い物に行く、とか図書館に行く、とか デパートに行って遊ぶとか そういうことは…

統合失調症 ディケアで 症状が良くなってきた40代男性の話

私は、通っているメンタルクリニックの ディケアでヨガのクラスに週2回通っています。 半年ほど前、そのヨガのクラスに一人の男性が入ってきました。 背が高く、ヒョロっとした感じでした。 「ご飯が食べられなくて、痩せる一歩だ」 と、その男性は言いまし…

統合失調症 寛解までに役に立ったこと その4 原因となる、部屋の騒音が減ったこと

私が、統合失調症になった直接の原因は 部屋の騒音でした。 私の住むマンションは、静かで物音一つしない部屋だったのですが ある日、騒音を出す家族が上階に引っ越してきました。 その騒音をやめてくれるように上階に言いにいったのですが まったく騒音が止…

統合失調症 寛解までに役に立ったこと その3 パートで働き出したこと

統合失調症になり始めてから、私は3ヶ月ほど 配送業の、電話受付バイトをしていました。 薬の副作用で、目がかすみ、頭がもうろうとしている時でした。 それでも夕方からのパートに休まず通っていました。 ところが、薬の副作用と同時に、配送業者のコンピュ…

統合失調症 寛解までに役に立ったこと その2 近所のおばあさんが相手をしてくれたこと

統合失調症が一番ひどい時は、幻聴は勿論ですが 不安感が半端なくひどく、一人で家にいることが辛かったです。 そんな時、下の階に住んでいる、ひとり暮らしのおばあさんが 毎晩家に呼んでくれました。 毎日、一緒にテレビを見たり、身の上話をしたり ごはん…

統合失調症 寛解までに役に立ったこと その1 友だちと電話する。

何度も書いているのだが、私は一人で暮らしている。 両親、夫と死に別れ、子供が居ない。 結果として一人暮らしになった。 統合失調症になった理由の一つに天涯孤独になったことがあるが 統合失調症になっても、心配してくれる家族もいなかった。 で、毎日友…

統合失調症の寛解には元になる原因を無くすことが一番の近道

私が統合失調症の寛解に至ったのは 一つは飲み過ぎていた向精神薬を減薬したことが挙げられるが (セロクエル200mm→現在75mm) これはあくまで私の場合であって、すべての人に当てはまる、とは思わないで欲しい。 私の場合、向精神薬を減らしたのは、あくまで…

私が寛解に近づいた、と思ったのは、薬の離脱症状から脱した時だった。

私は不安感を医者に訴え、医者は 「薬を増やすと不安感が消えますよ」 と言った。「薬で不安感が消える」 と聞いた私は、喜んで薬を増やした。 セロクエル50mmから、200mmにである。 セロクエルは最大限600mmまで飲める薬で 医者に言わせると200mmというのは…

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