一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

統合失調症 薬の副作用 錐体外路症状 (すいたいがいろしょうじょう) 

向精神薬を飲むことによって、いろいろな副作用が出てきます。

その中で大きな部分を占めるのが錐体外路症状です。

 

錐体外路というのは大脳皮質から始まる神経経路で

筋肉の伸び縮みをコントロールする場所です。

 

薬の副作用で、この場所が傷害されると、身体が思うように動かなかったり

逆に身体が勝手に動いたりします。

 

向精神薬で出現する副作用は、大きく分けて、下記の3つになります。

 

1)パーキンソン症状

 

手(指先)が震える、関節が曲げにくくなる、小刻み歩行、よだれが出る、舌がもれるなど。

 

2)アカシジア

 

じっとしていられない、という症状です。

具体的には、足がムズムズして歩きまわる、または歩き回りたくなります。

 

とにかくじっと座っているのが辛いのです。

寝ていても足がむずむずして、寝付きが悪いなどの状態が起こります。

 

3)急性ジストニア

 

筋肉がおかしな収縮をします。

 

ことに多いのは首の筋肉が引き攣れ、首が右か左(または前後)

に傾いた状態になることです。

 

また目の動きがおかしくなり、眼球が上を向いて舌が見づらくなったり

することもあります。

 

いづれも副作用止めの薬を使用することで、軽減することもあります。

(経口、または筋肉注射)

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