2013年に飛び降り自殺というショッキングな亡くなり方で、我々を驚かせたが
娘の宇多田ヒカルさんの
「幼い頃から、
母の病気が進行していくのを見ていました。
症状の悪化とともに、
家族も含め人間に対する不信感は増す一方で、
現実と妄想の区別が曖昧になり、
彼女は自分の感情や行動のコントロールを失っていきました。」
と、発表していることから「統合失調症ではなかったか?」
という意見が根強い。
「現実と妄想の区別があいまいになり」
という部分は統合失調症、と、とれなくもない。
この映像を見ると、統合失調症の陽性症状かも? と思えたりもする。
藤圭子さんの元夫で、ヒカルさんの父親の宇多田照實さんのコメントでは
「出会った頃から彼女には感情の不安定さが見受けられましたが、心を病んでいるというよりも、類い稀な「気まぐれ」な人としか受け止めていませんでした。僕にとっては十分に対応出来る範囲と捉えていました。
この感情の変化がより著しくなり始めたのは宇多田光が5歳くらいのことです。自分の母親、故竹山澄子氏、に対しても、攻撃的な発言や行動が 見られるようになり、光と僕もいつの間にか彼女にとって攻撃の対象となっていきました。しかし、感情の変化が頻繁なので、数分後にはいつも、「ゴメン、ま た迷惑かけちゃったね。」と自分から反省する日々が長い間続きました。とても辛そうな時が多く見られるようなった際には、病院で診察を受け、適切な治療を 受けるよう勧めたことも多々ありましたが、このアドバイスは逆に、僕に対する不信感を抱かせることとなってしまいました。」
となっている。
外野から藤圭子さんの症状を断定することはできないが
精神科医の和田秀樹氏は
藤圭子さんは
統合失調症と躁鬱病の合併症である
「統合失調感情障害」
ではなかったかと分析してるようだ。
統合失調感情障害とは
統合失調症の症状に躁うつ病、またはうつ病がまざったものらしい。
統合失調症だけで大変面倒な病気であるのに、そこにうつ病や、躁うつ病が混在する、という症状の大変さは想像するにあまりあるが
人間の脳の働き方の複雑さ、というものを感じる。
藤圭子さんのご冥福をお祈りいたします。