統合失調症になり始めてから、私は3ヶ月ほど
配送業の、電話受付バイトをしていました。
薬の副作用で、目がかすみ、頭がもうろうとしている時でした。
それでも夕方からのパートに休まず通っていました。
ところが、薬の副作用と同時に、配送業者のコンピューターシステムが変わり
現場が大混乱になったにもかかわらず、会社の対応がひどかった。
つまり、お客様から多数のクレームが来たにもかかわらず
会社としての対応がちゃんと示されなかった
ということがあり、私はパートを辞めます。
その後、数カ所パートの申し込みをしましたが
全部落ちました。^^;
事務系のパートばかりを選んだせいかもしれません。
私は、体力系のパートで働く自信がなかったのです。
体力系、というのは、ファストフード店、とかスーパーのレジとかです。
知人がそういう所で働いて、腰を痛めたりしていたので
二の足をふみました。
ところが、半年ほど前、知り合いの知り合い、というような
遠い縁のある方から、パートの話を頂きました。
仕事内容は午前中、週に3回、パソコンの入力事務です。
一週間にたった3回、12時間だけのパートですが、
これで、私の心は随分救われました。
パート先は、私が統合失調症だ、ということを知っています。
知りながら、使ってくれました。
これは、ハローワークの障害者枠、とか、そういうことではなく
純粋に知人からの好意です。
今のところ、問題なく働かせてもらっています。
私は思うのですが、助け、というのは頭で考えた以外のところから突然やってきます。
マンションの下の階のおばあさんが、好意で私を家に呼んでくれたことも、そうですが、遠くの知り合いより近くの他人、というのは本当だなあ、と思います。