一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

ベットは家族だった。手乗り文鳥の死からの卒業

10年半ほど飼っていた手乗り文鳥が11日に死んだ。
 
夏頃、しきりに片目をつぶっているのを発見。
 
前に病弱な手乗り文鳥の雛を飼って、3週間ほどで死んだのだが、その雛が
 
しきりに片目をつぶっていたのを思い出した。
 
 

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急いで小鳥の病院に連れて行ったのだが、
 
この子は肝臓が悪く、肝臓の薬とビタミン剤をもらって帰ってきた。
 
何回か病院に連れて行ったが、鳥も人も疲れるので行くのを止めた。
 
 
代わりにホームセンターで買った小鳥のビタミン剤を
 
水に溶かしてやっていた。
 
 
 
だが、だんだんに文鳥が弱ってきているのを感じていた。
 
まず、止まり木にとまれなくなってきた、夜中に棒から落ちる。
 
鳴き声で目覚めて、止まり木にとまらせてやる、
 
ということが何回もあった。
 
 
そして今朝、文鳥は鳥小屋の床にいた。
 
また、ひろって止まり木にとまらせてやったのだが、
 
10分ほどで、また落ちた、鳥自身が「信じられない」といった様子で
 
「ぴー、ぴー」と鳴いている。
 
また拾って、また止まり木にとまらせてやろうとすると
 
すでに止まり木を掴めない。
 
 
しばらく手の中に抱えてやったのだが、安心したように眠っている。
 
。。。。。いつまでも鳥を抱えてもいられないので紙でできた小箱を探しだして
 
テッシュを敷いてやり、箱の裏にカイロを貼り付けて寝かせた。
 
 
文鳥は、そのまま静かに眠っている。
 
そのまま、私は予約を取ってあった歯の治療に出掛けた。
 
 
帰ってくると、文鳥は、箱の中でべったりと崩れるように寝ていた。
 
ちょっと触ってみると、「ぴぃ、ぴぃ」と泣きながら動く。
 
 
そのまま、私は仕事に出掛けた。
 
4時間後、仕事から帰ると、文鳥は仰向けになって死んでいた。
 
 
仰向けになっている、ということは随分苦しかったんだろうな、
 
と思って泣いた。
 
 
また小さな紙の箱を探しだして、ティッシュを敷き文鳥を納めた。
 
そして、家にあった水仙と小菊の花をいれてやった。
 
すきだった粟穂もいれた。線香を上げた。
この文鳥は親が死んだ時からずっと私と生きてきた。
私が統合失調症で病んでいる時も、毎日カゴから出して
1~2時間遊んでやっていた。
 
それが負担になることも多かったが、家族だと思っていたので
毎日世話をした。。。。可愛い子だった。
 
私の統合失調症の状態が軽減してきた今頃、文鳥が死んだ。
私の具合の悪い時、ずっと寄り添ってくれていたんだなあ。
と、思ってまた泣いた。
 
本人がどん底だと思っていても、いろいろなところに小さな助けはあるものだ。
 
 
 
 
 
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