一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

統合失調症には認知機能障害というのがあって、これがつらい症状なんで、周りは理解して上げて欲しい。

統合失調症になると、当たり前だけど生きづらい。

幻聴は聞こえるし、幻視はあるし、独語もある。

 

場合によっては被害妄想になって

日本中の人が自分を責めている、と感じるようになったりする。

 

そして、意外と知られていないのが統合失調症の認知機能障害である。

 

認知機能障害とは

 

  • 記憶力が低下します。

   記憶には、ワーキングメモリーというものがあり、これは、例えば

   買い物しながら、夕食の献立を考える、というように、動きながら

   (働きながら)記憶していくもので、統合失調症では

   この昨日が低下するために、社会生活がしずらくなる。

   (会社などで、いろいろな作業を同時にこなせない)

 

  • 会話や行動が変化します。

   的はずれな会話をしたり、話が急に飛躍したり、筋の通らない話を   したりします。

   このようなことによって、他者との関わりが持ちづらくなり生活が

   しにくくなります。

 

  • 選んだり、注意したりがしにくい。

   人間が生きていくには、自然にいろいろなことに注意したり

   選んだりしていかなければ暮らしていけませんが、統合失調症では

   人生における様々な選択、注意がしずらくなります。

 

  • 比較して照合することができにくい

   私たちは生きている上で、様々なことを比較し、過去の記憶と照ら   しあわせて暮らしているのですが、統合失調症だと、前の記憶と照   合して判断することが難しくなり、間違った判断をしてしまったり   します。

 

統合失調症の患者さんの家族の方や、友人の方などは、患者さんの心の中にこういう出来事が起きて、生きにくいのだ、ということを理解して上げて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

このエントリーをはてなブックマークに追加