一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

統合失調症 聞こえてくる幻聴には何の意味もない、ということ。

 

最盛期、私の幻聴はひどかった。

 

www.youtube.com

 

 

これは、you cube で合成した幻聴の聞こえ方の再現だが

 

これは私に聞こえた幻聴に結構近い。

 

言ってしまえば、こんなふうにリズムに乗ってもいないし

 

ラップのようでもないが、まあ、リズムを平坦にすると

 

かなり似ている。

 

幻聴とは、誰もしゃべっていないのに、声が聞こえることだ

 

このyou cube のような声が、頭の中で聞こえたら、誰だって

 

かなり気持ちが悪いだろう。

 

しかも、声は一種類ではない、私の場合は4種類くらい聞こえた。

 

男声の低いもの、男声のホモの方のようなの、男声の凄みのあるもの。

 

甲高い、平安朝の女のような話し声。

 

最初、私はそれらの幻聴を、霊の声だと思っていた。

 

だから幻聴の声が「青いものが欲しい」

 

と言うと、東京ハンズで青い地球の形のビーズを買って来て

 

仏壇に供えたりした。

 

だが、この声が統合失調症からくる病状だ

 

と、解ってからは、どんな声が聞こえてもすべて無視できるようになった。

 

幻聴の声、というのは本当に何の意味もない。

 

例えば「ロウソクが消えた、また消えた」

 

「うるしばらがいない」「古新聞、古雑誌」

 

と、いうような幻聴に何の意味があるのだろう?

 

最初は私も、幻聴に何か意味があるのだろう、と思って

 

いろいろ考えていたのだが

 

最終的に、幻聴には意味が無い、という結論を出して

 

自分に聞こえる一切の幻聴を無視した。

 

幻聴を無視する、というのは私にはできたが、すべての統合失調症の患者が

 

できる、ということではないとは思うが、

 

私はここを読んで下さる、統合失調症の当事者、またはご家族の方に

 

幻聴は無視することもできるよ。ということを伝えたかった。

 

 

私が幻聴を無視できたのは薬を飲んだせいではない。薬を飲まなくても

 

幻聴に関しては、気にしないでいられた。

 

多分それは、私の統合失調症が、そういうものだった。ということだろうと思う。

 

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