一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

統合失調症 たった一人の私に、力を貸してくれた人たち

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自慢ではないが、私には友達がいない。

 

正確にいえば友達が皆無ではないが、特別に仲の良い友達はいない。

 

自分が一人っ子で、一人遊びが好きなことや

 

大勢の人中にいると疲れてしまうことがあって

 

特に友達が少ないことを苦にしていなかった。

 

何よりも私は母親と仲が良かった。母親が大好きで、大好きで

 

母親さえいれば世界中が全部敵でも良かった。

 

けれども母親は死んでしまって私一人が残された。

 

だから、私は他に助けを求めなかった。

 

心の冷たい私を、誰も助けてはくれない、と思っていた。

 

けれども、統合失調症になってからは、助けてくれる人が何人かいた。

 

マンションの下の階のおばさんは、私の心の一番不安定な時、

 

半年も、毎晩、自分の家に呼んでくれた。

 

毎晩、少しのお菓子や、時には二人分の弁当を持って、おばさんの家に通った。

 

心理的にどれだけ助かったかわからない。

 

もう一人は介護タクシーのおじさん。

 

元々は両親を病院に通わせるために、料金の安い介護タクシーを頼んでいたのだが

 

その中の一人のドライバーさんが、力になってくれた。

 

部屋の片付けや、重い物を運ぶ、電気工事、頼めば何でもやってくれた。

 

考えれば考えるほど、ありがたい。

 

そして最後に、ここ2年ほどの間に友達になった、 SNS仲間のKさん

 

一日おきくらいにSkypeで話し相手になってくれた。

 

一日おきくらいに2時間の会話。孤独な私には、とてもとても助かった。

 

多分、統合失調症が寛解になるための大きな力になってくれた、と思う。

 

私は本当に根性が悪い人間で、他人様の幸せよりも、不幸せを願うような性格だ。

 

それなのに、世の中には、私を助けてくれる人がいた。

 

私はそれに、大変驚いているし、感謝している。

 

願わくば、私も、多少でも他人を助けることができる人間になりたいと思う

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