一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

統合失調症寛解のために 家族の取り組む姿勢について

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これは、精神障害施設で働くA子さんから聞いた話なのだが

 

患者の統合失調症が良くなる、家庭と

患者の統合失調症が悪化する家庭

 

この2つには大きな特徴がある、という。

 

まず、統合失調症患者が良くなる家庭では

「あなたは病気なんだから、ゆっくりしなさい」

 

と言って、患者が働かず、家にいるのを甘受している。

 

そうすると、(たいてい)2年位で、作業所などに通いだし

次のステップに進んでいくという。

 

統合失調症は病気で怠け者なんかじゃない!

 

だが、

「あんたは、病気なんかじゃない、ただの怠け者だ、働け!」

 

と、患者の病気を認めず、「働け、働け、金を稼げ!」

と言う家族の患者は、症状が悪化していくという。

 

統合失調症を見守る家族のご苦労は大変なもので

いろいろと疲れる日々が続くだろう。

 

A子さんは「2年位」とは言っていたが、全部の統合失調症患者が

好きなように寝かせておいて2年でよくなるわけではない。

 

統合失調症の症状も、比較的に軽い人

症状が重い人、といろいろ寛解までの歳月には差があると思う。

 

ご家族の方も、自分自身の楽しみを見つけるようにして

患者さんの長い療養生活に寄り添って上げていただけると嬉しい。

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