一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

統合失調症の患者さんへ あなたの症状は他人に理解されません。

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統合失調症を患っている方

このブログを呼んで下さってますか?

このブログを呼んで下さっている患者さんは、

まだ、統合失調症の症状が軽い方の方だと思います。

 

本当に症状のひどい方は、パソコンも見られずテレビも見られず

暗い部屋に一人で閉じこもっておられるのではないでしょうか?

 

このブログを読んで下さっている患者さん

あなたは、家族とか、友達とか、医者とかが

あなたの症状を理解してくれる、と思っていませんか?

理解してくれない、と思ってイライラしていませんか?

 

私がそうでした。私は家族がいないので、もとより家族の理解は得られないですが

友達とか、医者に症状を理解してもらえる、と思ってました。

 

それで、友達に、一生懸命訴えました

「霊が憑いていてね、頭の中でしゃべるの。 その霊は私のお兄さんでね

 私が前世で死ぬのを見ていたって」

これは私の頭の中に聞こえてきた声の説明です。

 

説明しても、説明しても、誰にも理解してもらえず

友達は皆、離れて行きました。

 

当時は随分辛かったです。

でも、症状が良くなってきた今はわかります。

私のことは私以外が理解できないんです。

 

私は心の(というか頭の)病気だったんです。

 

例えば、自分が盲腸炎になったとしましょう。

盲腸になった自分はお腹が痛いです。

「お腹が痛い、お腹が痛い」

と叫びます。周りの人も(お腹がいたいんだろうな)と思います。

 

でも、誰もあなたのお腹の痛みを変わってくれません。

どんなにお腹の痛みを訴えても、あなたの痛みの本当のところは

あなた自身にしかわからないのです。

 

統合失調症の辛さも同じです。

あなたは気分が悪い、とても気分が悪い。とてもとても気分が悪い。

その気分の悪さは、誰も変わってくれないし、他人に理解されません。

 

だから、覚悟を決めましょう。

自分の病気は自分で治そうと。

すべてはそこから始まります。

 

少しずつ始めていきます。朝、顔を洗う、とか

ご飯を食べたら食器を流しに運ぶ、とか

玄関の靴を綺麗に揃えてみる。とか

 

少しできたら、もう一段階進めます。

コンビニでお菓子を買う、とか。犬がいるなら犬を散歩させるとか。

お茶碗を洗ってみる、とか。

 

私はそうやって、統合失調症を治して行きました。

そうは言っても、自分に合う薬を見つけることが一番重要なことです。

 

合う薬を見つけ出すまで、時間がかかるかもしれません。

でも、諦めずに、チャレンジしていきましょう。

 

 

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