一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

芥川龍之介と統合失調症

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芥川龍之介実母は、統合失調症の患者で早死にした。

そのため、竜之介は、自分も同じ病気になるのではないか?

という恐れを常に抱いていた。

 

実際に、竜之介の晩年の作品「河童」「歯車」など には

統合失調症を思わせる、幻視、幻聴の場面が出てくる。

 

そのため、竜之介が、統合失調症であった、という意見は根強いが

現代では、それを疑問視する声も大きい。

 

なぜなら、治療方法が未熟であった過去の時代には

統合失調症の末期には、論理的思考が不可能となり

文章は支離滅裂となる。

 

芥川龍之介は統合失調症ではなく、神経衰弱の可能性が高い。

 

さらに、未治療の統合失調症の末期は

風呂にも入らず、不潔な状態で、起きている間ぶつぶつと

独り言を言う、廃人同様の症状となる。。

 

しかし、竜之介にはそれがなく、最後まで文章は明晰であり

きちんとした、思考力を示した。

 

そのため、現在では、竜之介の症状は、一般的に言われる

神経衰弱であり、統合失調症ではなかった、と判断されている。

 

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