「叫び」の絵で有名なエドワルド・ムンクですが
北欧一の美男とも呼ばれ、かなり女性にもてていたようです。
女性関係のもつれから、数々の事件を起こします。
ムンク36歳の頃、激しい恋をしましたが
結婚を望む女性に対し、ムンクは自由な生活を望みます。
その結果、女性にピストルで撃たれる、という事件を起こします。
その事件の後くらいから、ムンクに、統合失調症の症状が出始めます。
画家を目指した若い日は、端正な絵を描いたムンクですが
だんだんと、描く絵画に病気の影が出てきます。
その後病気を抱えながらも81歳で、気管支炎で亡くなるまで
画家としての活動を続けます。
統合失調症という病気を抱えていても世界的に有名な仕事をしたり
長生きしたりすることはできるのだということを
ムンクは教えてくれているような気がします。