統合失調症に掛かり、学校に通えなくなっている患者さんも多いと思う。
統合失調症の病気の状態が悪い時は、また学校へ行こう、などという考えが浮かばないだろうが、
だんだん状態が良くなってくると、通学できないことへの焦りが出てくると思う。
少しでも学校へ行きたいような気持ちになれば
それは、統合失調症が、少しずつ良くなっている証拠だ。
焦らなくてもいい、まず、一歩外へ出ることを始めてみよう。
最初は、庭に出てみるだけでいい。
コンビニにポテチを買いにいくだけでもいい。
一歩すすんでみよう。
最初のうちは、風呂にはいる、着替えをする というだけでも大変だったと思う。
もし、風呂に入ることができたら、部屋から一歩出ることができたら
それは大きな進歩なのだ。
焦ることはない、学校はなっくならない。
もし、学校へ通いたい気持ちがでてきたら
週に1回、1時間でも行ってみよう。
そこから進歩が始まる。