一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

統合失調症 周りから怠け者だと思われる苦悩

f:id:yume-oi:20170203164356j:plain

 

統合失調症の患者さんの症状が一番ひどい時は

本当に何もしたくないのである。

カーテンを閉めて、いつまでも閉じ篭っていたい。

 

 

かろうじてトイレにだけは行くが

風呂にはいるのも嫌、食事をするために自分の部屋から出るのも嫌

着替えもしたくないから、垢じみた服を黒くなっても着ている。

 

私が聞いた、一番ひどい患者さんは、トイレに行くのも嫌で

部屋の中に尿を溜めたペットボトルが何本もあったそうである。

 

幸い、治療がうまくいき、こういう状態から抜け出して

風呂も入れる、着替えもできる、コンビニまで買物に行ける

というくらいの状態になると、周りの人間は

「ああ、もう良くなったんだ」

と安心する。

 

 

無理もない、統合失調症の症状が軽減するまで

場合によっては何年もかかっている。

周りの人間もいい加減疲れているのだ。

 

 

だが、油断は禁物である。

コンビニまで買物に行ける=寛解した ではないのだ。

 

怠け者だと思わず、もう少し長い目で見てあげて欲しい。

コンビニ→ ディケア → 短期間アルバイト と

必ず良くなっていく日がくるので、「怠け者だ」

と責めないで上げて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

とうごうしっちょう

このエントリーをはてなブックマークに追加