一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

統合失調症 直すために必要な家族の力

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私は家族がいなくなって、統合失調症になった

そして、家族の力無しで、統合失調症を寛解させた。

 

家族の力は無かったが、助けてくれた近所のおばさんや

電話で話を聞いてくれた友達がいた。

その頃、力になってくれた方々に対しては足を向けて寝られない。

 

だから、全部自分の力だけで統合失調症を治したわけではないけれど

家族がいる人よりも病気を治す力が小さかったように思う。

(そもそも家族がいたら統合失調症にならなかったかもしれない)

 

これは、精神保健福祉士の方に聞いた話なのだが

 

親が早く治れと、せき立てると治りが遅い

 

「統合失調症なんてなまけ病、とっとと働け」

などと急き立てる親がいると、その患者さんは治りが悪い

もしくは病状がひどくなるという。

 

この場合、患者さんは会社に行って働くが、段々追い込まれ

病気が重症になるらしい。

 

あなたは病気なんだからゆっくり治しなさい。

 

そう言って見守ってくれる家族がいる患者は治りが早い

とのことである。

 

治りが早い、と言っても、デイケアに行く

作業所に行く、などの経過を辿って障害者枠で就職

などという道をすすんでいくことになるが

 

それでも家に篭りっきりで毎日を過ごす患者さんより

ずっと建設的な日々だろう。

 

統合失調症の患者さんを持つ家族の方には

焦りもあると思うが、どうかゆっくりとした目で

見守って欲しい。

それが最終的にっもっとも早い回復につながる。

 

 

 

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