このブログを読んでくださっている皆様にとって
「山田花子」はおそらくお笑い芸人だろう。
だが、昔、山田花子 という名前の女性漫画家がいた。
「魂のアソコ」とか「嘆きの天使」とか
一風変わった作風の漫画を書いていた若い女性漫画家である。
結局彼女は24歳で団地の11階から飛び降りて自殺している。
私は彼女の漫画や、「自殺直前日記」を読んだのだが
心の動きがとにかく暗い。
- 被害者意識が異常に強く
- 物事に対するこだわりが強い。
気になるのは彼女の顔写真である。
目が釣り上がり、口がとんがっている。
狐のような顔付き、というのが私の感想である。
全部ではないが、統合失調症になった人は
時によって、こういう顔付きになることがある。
ある意味、統合失調症の特徴、とも言えると思う。
勿論、統合失調症の人が全部、この顔付きになるわけではない。。
ともあれ、山田花子は統合失調症を患いながら
漫画家として認められ、妹と一緒に「グラジオラス」というバンドを組んで
歌ったりもしている。
もしかして、山田花子は感情としては辛かっただろうが、充実した人生を送ったのかもしれない。