一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

ハウス加賀屋の統合失調症について 松本キックが本をまとめた。

ハウス加賀谷と松本キックが「統合失調症がやってきた」という本を

出している。

 

統合失調症がやってきた

統合失調症がやってきた

 

 

 

私もこの本を図書館で借りて読んだのだが

私の統合失調症とハウス加賀屋の統合失調症ではだいぶ差がある。

 

私の場合、症状としては不安感、幻聴、独語しかなかった。

幻聴も「うるしばらがいない」「ろうそくが消えた」というような

およそ意味のないものだったのでスルーできた。

 

ハウス加賀谷の場合(統合失調症としてはこっちの方が正当だもしれない)

まず、幻聴が「あいつが臭い、あいつが臭い」というように

本人を攻撃するようなものだった。

 

ハウス加賀谷は、それが幻聴と気付かず、高校生でありながら、親に頼み込んでワキガの手術を受けます。

 

それでも「あいつが臭い」の幻聴は消えなかったそうです。

 

私は50代で発病しましたが、ハウス加賀谷は中学生で発病します。

そこに症状の差が出たと思います。

 

ハウス加賀谷は医者に連れていかれ、統合失調症の診断を受けます。

そこで薬を飲んで入院するのですが

 

とにかく眠い(統合失調症の薬は眠気を誘うものが多い)

眠いので、ぼーっとしている、という状態が長かったそうです。

ただ、本だけは読んだということです。

 

病院入院中、エビリファイという新発売の薬がいい、という噂を聞いて

エビリファイを飲み始めます。

 

ハウス加賀屋にはエビリファイが大変よく効いて

紆余曲折を経て、寛解状態になります。

 

このようにハウス加賀谷にはエビリファイがよく効いたそうですが

私はエビリファイがだめでした。副作用が出てしまうのです。

 

薬の効き方は、個人によって違います。

調子が悪かったら、すぐに医師に話し、薬を変えて見ることが必要だと思います。

 

ちなみにハウス加賀谷と松本キックは、最近、本業の漫才より

統合失調症の講演会の方が忙しいようですね。

 

 

 

このエントリーをはてなブックマークに追加