一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

メンタルクリニック再受診 セロクエルとワイパックスを飲み始める。

Kメンタルクリニックの受診を止めた私は

2ヶ月ほど薬なしの状態を続けていた。

 

しかし、どうしても辛い、幻聴の方は

「これは頭の誤作動」として無視して暮らせる。

 

しかし、不安感が非常に辛かった。

心の緊張、ちょっとしたこどで心臓の鼓動が早くなる。

 

我慢できなくなって、再びメンタルクリニックを探した。

そして、私の家から駅3つ離れたAクリニックを探しだした。

 

Aクリニックは駅から近くて空いていた。

今まで通っていたKクリニックでは1~2時間待ちが普通だったのだが

 

Aクリニックでは10分くらい待てば自分の順番が回ってくる。

このクリニックでは男性医師が担当になった。

 

「幻聴が聞こえる統合失調症なんですけれど」

と、私は説明し、おくすり手帳を医師に見せて

 

「この薬で副作用がひどくかったんですけど、Kクリニックではこれ以上弱い薬はない、と言われました」

 

男性医師は女性的な話し方をする人で

「そうなの。幻聴が聞こえちゃうのね、じゃあ、このお薬試して見ましょうね」と言ってくれた。

 

その時処方されたのが、セロクエル25mmが1錠、ワイパックス 1mm が1錠であった。

 

セロクエルは効いた。不安が比較的楽になった。そしてエビリファイなどで出た副作用がなかった。 だが、別の副作用があった。

 

眠いのである。1錠のセロクエルを飲むと、朝11時位まで寝てしまう。

この睡眠作用のため、睡眠薬として使っている方もいるという。

 

だが、エビリファイなどで出ていたアカシジアが出ない。

これは個人的なものなので、全ての人にアカシジアが出ないということではないのだが。

 

当初、私にとってセロクエルの副作用は「眠気」だけだった。なにしろ一日10時間くらい眠ってしまうのだ。1日10時間の睡眠は2年位続いた。

 

ワイパックスの効き目だが、当初、全然感じなかった。

で、医者に「ワイパックス効かないんです」と言ってやめてみたことがある。

 

だが、ワイパックスを止めたとたん、別の症状が現れた。

 

統合失調症になる前から、私には心臓発作があった。

どういう状態か? というと、夜寝ると、動悸が起きるのである。

 

心臓が、ギュっと、締め付けられる感じ、何かに追いかけられて心臓が

ドキドキする夢を見る。そして目が覚めるとまだ心臓がドキドキしている。

 

ワイパックスを飲んでいると、この症状が出ないのだ。そしてワイパックスをやめると、この症状が出る。

 

この症状について医者に効いたことがある。医者は

「薬を飲んでも治らなければ心臓が悪い。薬を飲んで収まれば自律神経」

 

ワイパックスを飲むと、症状が収まるので、私はこの症状を「自律神経失調症」

なのだ、と判断した。

 

こうして5年前から、私の向精神薬との付き合いが始まった。

 

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