一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

統合失調症と自動書記 本当にあった私の自動書記の経験

私の統合失調症が一番ひどかった時、

それは手かざし、の宗教に入っていた時でした。

 

手かざしの宗教とは、正座して、手を合わせ、目をつぶって

他の人からの手かざしを受けるのです。

 

手からは特別なエネルギーが出て、身体の悪いところを治す

というのです。

 

今から思えば、そんなことをなぜ信じたのかわかりませんが

その時は、自分の状態がひどく、藁にもすがる思いでした。

 

手かざしを受けていた時、私の幻聴は絶好調でした。

 

宗教と統合失調症は大きな関係がありました。

 

頭の中で
「私はあなたの兄である、あなたが雪の中でしんでいくのを見ていた」
「ろうそくが消えた、ろうそくが消えた」
「青い物、青い物」

というような声が聞こえます。その声は実に流ちょうに、
いろいろなことをしゃべります。

 

自転車に乗っている30分の間、ずっと平安時代の女の人、というような声で和歌を詠んでいたりしました。

声は数種類ありました。

  • 一つは男のドラ声
  • 二つ目は 昔の麿、といった(多分)男の甲高い声
  • 三つ目は 女の声でした。

皆、昔の人のようなしゃべり方をします。

 

おまけに手がぶるぶると痙攣します。

ふと思いついて

試しに、目の前に紙をおいて、ボールペンを持つと
自分の意思とは別に手が動いて字を書きました。

 

いわゆる自動書記です。

 

頭の中に聞こえる内容そのままに文章を書くのです。
ついでに顔が勝手に動きました。

 

鏡を見なくても自分がどんな表情に動いているかわかりました。
おそらく、鬼の顔のような表情をしていたと思います。

 

宗教に入っている人は、それは御霊様が憑いているから、と言います。

でも、ネットの霊視相談に聞くと、それは霊ではなく統合失調症だと言います。


これだけの症状があって、それは霊の仕業ではなくて
統合失調症という病気の症状なのか?

 

と、わたしはいぶかりましたが、
霊のせいにしても何も解決しないので、宗教を止め、

いよいよ私は医者に行くことにします。と

 

医者に行って薬を飲めば治るのだ。

と、私は思いましたが、薬を飲んでも、統合失調症はすぐに治ることはありませんでした。

 

むしろ、そこからが統合失調症との戦いの始まりでした。

 

 

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