一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

統合失調症の治療に電気ショック療法ってあったね。それってどうなの?

 

統合失調症の治療には電気ショック療法、というのがある。

 

全身麻酔をかけて、パルス波を通電する治療法である。

 

 

映画カッコーの巣の上で有名になった感がある。

カッコーの巣の上で(初回限定生産) [Blu-ray]

 

私は3回くらい見たけど、見る度に結構感動する。

機会があったら皆様にも見ていただきたい。

 

 まあ、それはそれとして、この映画で、電気痙攣法を受けた主人公が、もだえ、苦しむ場面があるが、

今の電気ショック法は、全身麻酔を施して、10秒程度の通電をするだけなので、

 

治療を受ける患者に、それほどの苦痛はない。と言われている。

だが、現場の看護師さんの意見(ネットで読んだだけだが)では

 

今でもやっぱり、電気ショック療法は、患者さんにとって辛そうだということだ。

 

 

通電は日を置いて、普通6回前後行われる。

 

この治療は、症状の重い統合失調症(または強いうつ症状)の患者に行われる。

 

症状がが重い、というのは、何度も自殺しようとしたり、暴れたり、暴力を振るうような患者である。勿論投薬をしても効果がない場合に限る。

 

この治療法は、時として非常に効果がある。総じて言えば感情が穏やかになることが多い。

 

だが、ある本の記述によると、電気ショック療法を受けた患者は、感情が穏やかになるかわりに、過去の記憶が消えていく。とある。

 

この療法は、割合医者に評判が良い。(重篤な統合失調患者には電気ショックがいい、という医者もいる。)それだけ効果のある方法なのだろうが

 

感情が平板になる(穏やかになる)かわりに記憶が飛ぶ、というのは(未確定な情報だが)怖い話だな、と思う。

 

そうそう、この療法は、今では電気ショック療法と言わず

電気けいれん法 と言うらしい。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加