ごく一部の情報なのだろうが
統合失調症にかかる人は、頭が良い人という俗説がある。
この件について、質問を頂いたので、私の考えを書いてみる。
統合失笑賞を発病するのは圧倒的に若年層が多い
たまに30歳を超えて発病する方もいるが
おそらく、70%くらいは10代〜20代前半で発病することが多いと思う。
そして、統合失調症を発病する患者の多くは
- 親が非常に過保護で、過干渉である。
- 親が、非常に子供に手をかけない(いわゆるネグレスト)
の2種類で、ある。
このうち親が非常に過保護で過干渉の場合の統合失調症は
親は子供に注意を集中し、勉強させる。
ハウス加賀谷さんの出した本、統合失調症がやってきた では
加賀谷さんが、小さい頃(小学生)お母さんが、非常に過干渉で
あったことが書かれている。
小学生の加賀谷さんは、遊ぶ暇なく、塾だの、習い事に通わされていたらしい。
加賀谷さんは、素直な子供で、お母さんの言いつけに逆らえず
極限まで勉強だの習い事に通っていた。
まあ、そういう状況だと、小学生くらいでは、非常に成績のいい子になるのは
想像にかたくない。
で、加賀谷さんは中学校の時に統合失調症を発病するわけだが
周りから見たら、成績のいい(頭のいい)子が統合失調症にかかった。
と思うだろう。
そういう事態が統合失調症に罹る人は頭がいい、という俗説を呼んだ
と、私は想像している。
どこかで、統合失調症とIQの関係を示している資料を見付けたら
またお知らせしたい。
関係ないが、アドルフ・ヒトラーのIQは150だったそうだが
高いIQは狂気を呼ぶことがあるのかもしれない。