一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

統合失調症 薬の量は適切か? 薬を減薬して症状が良くなることもある。

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ここのところ、同じメンタルクリニックに通っている数人の知人から

薬を減らして症状が良くなった、という話を聞いた。

 

基本的に精神医療の治療法として、医者は薬の増減で

症状を変化させようとすることが多い。

 

症状を話すと、ひとりでに薬が増えている、ということがある。

 

私の場合、セロクエル25mmから、225mmまで増えた。

勿論、一度にではない。3年くらいのうちにである。

 

「不安感が強い」と医者に言ったら

「薬を増やせば楽になるよ」と言われ

セロクエルの量を増やされた。

 

私は本能的に、セロクエルを200mmで抑えていた。

だが、200mmのセロクエルを1年ほど続けたところ

 

向精神薬過量のための手足が震える、口が動く、という副作用が出るようになった。

 

医者に頼んで、薬を減らしてもらった。

その結果、セロクエル75mmで私の症状は落ち着いた。

 

勿論、ここまで薬を減らすと、離脱症状も出てきたが

1ヶ月ほどで治まった。

 

私の場合、ほとんど単剤処方だったし

セロクエル、という薬が、(医者に言わせると)弱い薬だったので

1ヶ月で離脱が治まったが、

他の薬を多量多種、飲んでいて減薬するには離脱症状も強いかと思われる。

 

まだ、夜になると、不安感が出てくるが

ほとんど寛解状態である。

 

だが、寛解状態、だと言っても薬を全部なくすと、問題が出てくるとは思う。

 

向精神薬を多量、多種、飲んでる方は

医者と相談して、ほんの少しずつ、減薬してみてはどうだろう。

 

そこに寛解への道があるかもしれない。

 

ただ、勝手に薬を減らさず、必ず医者に相談して欲しい。

私も経験したが、薬の離脱症状はかなりキツイものだから。

 

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