一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

統合失調症 電気けいれん法をすすめられたらどうするか? 家族が判断する時

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統合失調症の患者さんで、薬を飲んでも、あまり効果がない場合がある。

いろいろ薬を試してみても、症状が治まらず

暴れる、妄想が酷い、などの症状が長く続くと家族も精神的に疲れ果てます。

 

そんな時、医者からすすめられる治療法に電気けいれん法があります。

 

電気けいれん法は、昔は電気ショック療法、と呼ばれ

かなり衝撃の強い療法だったのですが

今では、全身麻酔をしてから行い、全身にけいれん発作はありません。

 

電気けいれん法は

興奮がひどい、暴れる、薬の効果が少ない、また副作用で薬が使えない。

といった場合、医者からすすめられることが多いようです。

 

電気けいれん法は、かなり劇的に効果があるようです。

興奮状態が続く患者さんが落ち着きます。

 

ただ、一度電気けいれん法を行っただけでは効果は継続しませんので

薬を飲む(けいれん法を行う前より薬の量は減る)

何度かにわけて電気けいれん法を実施する、

というような治療が必要となります。

 

この電気けいれん法、施術後に、患者の記憶が飛ぶ、という事例があります。

 

統合失調症の治療の本などを読むと、精神科のお医者さんは

劇的に効果のある方法、として、電気けいれん法をすすめる方が多いです。

しかし患者側として、ためらいがあるのは当然です。

 

統合失調症の症状がひどく、他に治療法がない、という場合には

考える価値のある方法かもしれません。

 

 

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