ネットをみていると、発達障害の人は統合失調症になりやすい
という記述を見ることがあるが、本当だろうか?
発達障害の人 → 世間との付き合いが難しい → 統合失調症
という論理の展開になるようだが
この説はあまりあてにならないようだ。
結論から言うと、発達障害の人も、発達障害ではない人も
統合失調症の発生率は変わらない、と精神科の医師が言っている。
発達障害、という言葉が普通に認識されてきたのは最近のことだ
おそらく、昭和の時代では、今ほど発達障害、という言葉が出回っていなかった。
私がメンタルクリニックで知り合いになった発達障害の患者さんは
40代の半ばだ、といっていたが(女性)
就職も、結婚もしたが、うまくいかず、今は独身、無職であった。
だが、彼女が発達障害、と判断されたのは40歳を越えた時だったという。
彼女と話した印象は、年齢の割合に子供っぽいな
ということだった。40歳を過ぎているのに 20代の男の先生に
恋心を抱いているようだった。まあ40代が20代に恋をしても
別にかまわないのだが、普通はそんなことを始めて合ったような人に
話さないと思う。
いろいろ書いたが、発達障害、というのは最近になって
認識されてきた症状なのでいろいろ誤解がある。
統合失調症の患者さんと 発達障害の方とを同一視するのは
きけんなことである。