統合失調症、というのは脳神経が関係する病気です。
この病気を治療するには、通院と入院の2つの方法があります。
通院、というのは統合失調症治療に必ず必要なことで
通院しながら、薬を飲んだり、デイケアをしたりして
病気を治していきます。
本人が自分の意思で、薬を飲み、簡単な日常生活が
おくれるようなら、通院だけで大丈夫です。
統合失調症患者が暴力を振るったりしたら入院が必要
統合失調症の急性期には、患者さん本人に、病気だという意識がなく
部屋に閉じこもって、風呂に入らなかったり、歯磨き着替えも
しない場合。
また、暴力を振るわなくても、妄想やせん妄がひどく
自分で病院に行こうとせず、薬も飲まない場合
(私の知人で、親に薬を口に入れられても、吐き出してしまう人が
いました)
治療が十分にできませんので、入院が必要となってくる、と思います。
統合失調を発病した20代の知人(男性)は3年間の入院生活をおくったのち
グループホームで暮らし、作業所に通えるようになりました。