一人暮らしで統合失調症、寛解したことを伝えるブログ!

家族に死に別れて、天涯孤独になり、統合失調症になったアラフィフの女性が、一人で生きていく道

統合失調症 私に現れた幻聴、独語 それはいつの間にか消えていった。

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今は嘘のようにすっかり消えてしまいましたが。

 

私の統合失調症の症状は、幻聴、独語、不安感でした。

幻聴で聞こえる言葉は決まっています。

「うるしばらがいない」「古新聞、古雑誌」「死んでしまえ」「ロウソクが消えた」

他にもあるのですが、主立ったものはこの4つが多いです。

 

うるしばら、といいうのは、あまりに良く聞こえるのでなんだろう?

と思ったのですが、調べても全然判らないです。

漆原、という人の名なのかも知れませんが、まったく意味がないのかもしれません。

 

「うるしばらがいない」と言うのですから、多分人の名なのでしょうが、

誰なんだ、それは? という状態です。

 

独語、というのはじぶんでしゃべってしまうことですが

何の前触れもなく、一人で話しています。

 

これは会話になるのではなく勝手にしゃべる感じです。

「うるしばらがいない」

「雪の中で死んでいたお前を見ていた」

 

もう、まるで意味がわかりませんが、しゃべっています。

幸いなことに、それほど大きい声でしゃべるわけではないので

(多分)周りの人は気がつかないだろうと思います。

 

この幻聴、独語はそれほど辛くありません。(うっとうしいですが)

華麗にスルーできます。

 

本当に辛かったのは不安感です。背中にべったり張り付いた不安感。

これが本当に辛かった「。

 

幻聴と言語は薬で消えていた時期があります。

それが薬を増やした時で、セロクエルを100mmから200mmにしました。

3ヶ月くらい幻聴、独語、不安感が消えました。

 

 

が、3ヶ月が過ぎると、またボチボチと幻聴、独語、不安感が戻ってきました。

そして、薬を増やした2年後には、大きな副作用に襲われたのです。

 

私の、幻聴独語が消えたのは、あまりにもあいまいな表現で申し訳ないのですが、自分の心の持ちようでした。

 

怖がっても、心が伸び伸びしてても、時間は同じように過ぎる。ではほんのすこしでも怖がらないでいてみよう。

 

最初は2~3分、意識の力で緊張を緩めました。そうしたらできたのです。

「ああ、少し出来た、じゃあもうちょっと頑張ろう」

そうやって、だんだんに心の緊張を解いていき

今では幻聴、独語はほとんどなくなりました。:

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