昔は感じなかったのだが、統合失調症になって気付いたことがある。
それは「天気が悪いと気分が悪い」ということだ。
朝起きて、カーテンを開け、雨が振っていると、途端に
何もやる気が起きなくなって、気分がドンヨリしてしまう。
曇りの日はそうでもない。
一番悪いのは、雨が降って、なおかつ風が強い日だ。
私は一日一度は外に出ないと気分が悪い。
出かける所は、図書館だったり、ホームセンターだったり
喫茶店だったり、どこでもいいのだが
家にこもりきりだと気分が悪い。
例えば、喫茶店で2時間ほどコーヒーを飲んでくる
それだけで気分が落ち着く。
勿論、喫茶店、と言っても高い所は予算に合わないので
ドトールだったり、マクドナルドだったりするのだが
どちらにしろ、2~300円で気晴らしができるのは素晴らしい。
雨風が強い日は、外に出るのが億劫になる。
雨が静かに降っているだけなら、傘をさして出掛けられるが
雨風が強いと、傘が飛ばされてしまうので、家にいるしかない。
そんなわけで天気が悪い日は憂鬱だ。
私とは逆に、晴れた日が苦手、という統合失調症の患者さんもいる。
カーテンを開けたら、ギラギラした日光が入ってきて
気分が落ち込む、という。
そういう方は、曇りや雨の日が心が落ち着く、という。
統合失調症患者は天気で気分が変わる
いや、正確に言えば、あらゆる人が天気によって気分が変わると思う。
だが、病気だと、その影響が強い。
何が言いたいのか? というと、
毎日の天気によって気分が変わるのは普通のことだから気にしないで生きよう
ということだ。
気分の悪い日は「休み」の日にしてもいい。
一年中、頑張らなくていい。辛い時は休むのも治療のうちだ。
ゆったりと、心を広げて行きていこう。