統合失調症の発病が発見されるのは
おおよそ誰かが悪口を言っているというような幻聴からが多いと思います。
「職場の皆が、私を馬鹿だと言っている」とか
「周りを歩いている人が、私を醜いとコソコソ言い合っている」
というような、幻聴は、統合失調症の大きな特徴です。
統合失調症の患者さんは、自分に聞こえる声が幻聴とは思えず
自分が病気だと、認められない方が多いです。
逆に、自分の幻聴を認められる方は、治療が早く進められ
寛解するのが早くなります。
けれども、周りの人が、
「薬を飲め、精神科へ行け!」
と、言っても、患者さんは納得しない場合が多いです。
統合失調症の患者さんの殆どが睡眠時間が足りない。
これは、頭が興奮し、心の中が不安で一杯になり
安眠できないのです。
統合失調症の患者さんを医者に連れて行く方法としては
「眠れないんじゃないの? よく眠れるように治療してもらおう」
と、呼びかけるのが、効果的だそうです。
今、自分が統合失調症だ、という自覚のある方も
まず、よく眠れるよう、場合によっては睡眠薬を使いましょう。
よく眠れることにより、心が楽になることが多いです。
そして、心を落ち着けるため、お茶を飲んで一服してみましょう。
そこから新しい一歩が進めるかもしれません。」